数年前、農作業をして家に戻って来た時の話です。
「すごいニオイ」#ジェットウォッシャー「ドルツ」
リビングの窓を開けてました。
農村地域って畑に肥料を撒いたり、堆肥を撒いたりである時期になるとその匂いが風に乗って流れてきます。
それは、収穫作業が終わった後の時期ですが、収穫の秋はまだ先の、雨の降った数日後の夏のお話。
「今日も疲れた~」
夏場は休みなく毎日仕事です。雨が降ろうとやることは続きます。
窓の近くで床に座り、足を延ばしていた時に凄い匂いが漂ってきました。
納豆のような堆肥のような匂いが結構強いです。
「うわ、なんか臭い・・・誰かなにか撒いたのか?」
「ずっと匂いがしてるよ・・・」
妻に語り掛けました。子供もなんか臭いと共感してくれています。
「いや、これ絶対 外からの匂いだって」
窓の外に顔を出し匂いを嗅いでみます。
あれ?・・・全く匂いがしないな・・・
ん?
気のせい?そんな訳ないなぁ・・・とまた床に座って足を延ばすとやはり匂いがします。
ふと気づきました。雨後なので長靴を履いて仕事してました。
それも、長靴って仕事で安いのを使うと一か月で割れてしまいます。
長靴なので水たまりも平気で入りますが、割れた部分から当然水がしみ込んで靴下が濡れてしまうのです。
濡れてます、靴下。べちゃべちゃではないんです。
試しに匂いを嗅ごうと鼻を近づける最中に原因を特定出来てしまいました。
「ぬぁぁ!俺の靴下だ!!」
自分の足からこんな匂いが発せられるのは初めての経験でした。
驚きとあまりの臭さに笑いがw
子供にも確認してもらいます(ウフフフ)
「くっさーぃ!」
妻はそんな私を小ばかにして笑います。
うん、長靴はもっとイイものを買おう!と決めた夏の1日でした。
おわり。